2024-01-01から1年間の記事一覧
「こんちは〜、4年ぶりに今年の映画ベストテンを伺いに参りました」 「何も下半期にぜんぜん映画を観られなかった年に復活することないじゃないの。『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』も『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』も『憐みの三章』もまだ観られてま…
安部公房生誕百年にあたる今年も残りわずか。 というわけで、メイン・イベントであった神奈川近代文学館の「安部公房展・21世紀文学の基軸」(10/12〜12/8)についてメモしておきます。じつは初日に駆けつけており、その後もう一度訪問しているのだけど、仕…
安部公房生誕百年を記念して、先日は「現代思想」が『総特集=安部公房』を出版したし、神奈川近代文学館で特別展「安部公房-21世紀文学の基軸」が本日からスタート。生誕百年のお祭りもいよいよクライマックスを迎えつつある。 そんな記念の年に刊行された…
ようやく新しい仕事が始まり、その準備に追われています。と言っても、まだ資料を読んで構成台本を書く作業の段階。 書き直しを続けたプロットにどうにかOKが出たので、来週から具体的な取材やロケハンを始められそうです。年末までかかりきりになるでしょう…
先日、都内某所に安部公房ファンが5人集まり、映画『箱男』の感想を語り合いました。 【原作と映画の間で】 A 27年前に製作中止になったと聞いた時はとても残念だったので、今回ようやく完成した映画を観られて感無量でした。当時の脚本はかなり原作をアレ…
シネマヴェーラ渋谷で「生誕百年記念・シネアスト安部公房」が開幕した。 なんといっても目玉となるのは安部公房が自ら監督した16ミリ短編『時の崖』(1971)と、ビデオ版『仔象は死んだ』(1980)の上映だろう。さっそく観てきましたよ。 今回初めてスクリ…
2週間ほど前に仕事が一段落したので、新作映画を見て回る日々が続いている。真っ先に観た一本が、黒沢清『蛇の道』のリメイク版。初見時の時のことをちょっと思い出したのでメモしておきたい。 正直、このリメイクは不安だった。なにしろ私にとって『蛇の道…
13日のトランプ暗殺未遂事件は驚きましたな。 幸運にも命拾いしたトランプはこの事件を逆手に不屈魂を大いにアピール、これにバイデンが対抗するには、遊説中に溺れた赤ん坊を救出するぐらいのパフォーマンスが必要では? などと思案していたら今朝「大統領…
先日、仕事で高知市に行ってきた。滞在期間は2週間ほど。 小学生以来数十年ぶりの高知。なつかしの高知城や桂浜も再訪したが、今回どうしても行きたかった施設がある。それが2002年にオープンした「横山隆一記念まんが館」。 横山隆一ですよ。『フクちゃん』…
ラピュタ阿佐ヶ谷で特集「起きて転んでまた起きて 前田陽一の反マジメ精神喜劇ぱらだいす」が開催中だ。まだまだ数多い未見作をこの機会にできるだけ潰そうと、仕事の合間にぼちぼち通っている。 じつは私、19歳の時に前田監督に会っている。通っていた専門…
小林信彦『決定版・世界の喜劇人』が出版された。 もともと香港映画のホイ兄弟から入ったコメディ好きではあったけど、いわゆるクラシック喜劇に目覚めたのは、中学生の時に実家の書庫で発見した『世界の映画作家26 バスター・キートンと喜劇の黄金時代』が…
2024年は映画監督・岡本喜八(1924〜2005)の生誕100周年。 ということで、年始に出版された前田啓介『おかしゅうて、やがて悲しき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像』を読んだ。著者は1981年生まれの読売新聞記者だが、映画記者ではなく、文化部で近代史を…
2024年3月7日は安部公房100回目の誕生日。 新潮社を先頭に、生誕100年フェアがあちこちで進行中だ。『新潮』でも『芸術新潮』でも安部公房特集が組まれているし、長いこと待たされた安部作品の電子書籍化もついに実現。さらに1994年に刊行されたきりだった未…