安部公房
2024年3月7日は安部公房100回目の誕生日。 新潮社を先頭に、生誕100年フェアがあちこちで進行中だ。『新潮』でも『芸術新潮』でも安部公房特集が組まれているし、長いこと待たされた安部作品の電子書籍化もついに実現。さらに1994年に刊行されたきりだった未…
年またぎの年末進行に追われる中、どうにかPARCO劇場の『幽霊はここにいる』を観ることができた。 安部公房の戯曲としては『友達』(1967)と並ぶ代表作であり、岸田演劇賞受賞作でもある『幽霊はここにいる』(1958)は、戦友の「幽霊」を連れ歩く男・深川…
仕事がずいぶん忙しくなってきたので、新作映画もチェックできない日々が続いているが、今月はどうにか演劇を二本観ることができた。 ひとつは、シベリア少女鉄道の新作『アイ・アム・ア・ストーリー』(作・演出 土屋亮一)。 公演が終わっているのでネタバ…
『ノッホホン氏』や『すってんころりん劇場』で知られるナンセンス漫画の大家・秋竜山は伊豆の半農半漁の家の長男として生まれた。過酷な労働に追われていた少年時代のある日、彼は観光客が読み捨てていった一冊の文庫本を拾った。フランツ・カフカ『変身』…
シス・カンパニー公演『友達』(上演台本・演出 加藤拓也)を観た。 安部公房の戯曲としてはいちばんの知名度を誇るこの作品、やたらあちこちで上演されている印象があるが、有名俳優を揃えたメジャー公演として取り上げられるのは、2008年の世田谷パブリッ…
何年も前からケラリーノ・サンドロヴィッチが上演の意思を表明していた『砂の女』の舞台化が、緒川たまきとの夫婦ユニット「ケムリ研究室」でついに実現した。 大いなる期待と若干の不安を抱きつつ観劇してきたので、その報告を。 安部公房の代表作『砂の女…
今年は勅使河原宏(1927〜2001)の没後20周年。ということで、シネマヴェーラ渋谷では、その映像作品の特集上映「アートを越境する〜勅使河原宏という天才」が開催されている。 映画監督としての勅使河原宏は、これまでまとまった評価がされてきたとは言い難…
前回のブログから、はやくも2ヶ月あまりが経過しました。 みなさんいかがお過ごし
安部ねり『安部公房伝』(新潮社) 安部公房の長女にして『安部公房伝』(新潮社)の
2013年に出版された山口果林の『安部公房とわたし』が、3月21日に改めて文庫
公式サイト https://www.theater-officefey.com/
NHK「訪問インタヴュー 安部公房」(1985) 昨年の秋、日本映画専門チャンネ
(公式サイト) http://u0u0.net/qsbG昨年の『巨人伝説』レヴュ
「あら、ごぶさたですね。もう2015年の映画ベスト・テン発表ですか?」 「あい
SFマガジン1961年8月号 今月、第3回ハヤカワ・SFコンテストの受賞作が発表
荻窪のライブハウス「ベルベットサン」では、2年ほど前から安部公房ファンによる読
『愛の眼鏡は色ガラス』(1973)の稽古を伝える記事『現代演劇のための俳優ワーク
CHAPTER 3実験動物はつらいよ 安部公房が、『カンガルー・ノート』に取りか
Chapter 2もしもシンセが弾けたなら 安部公房はピンク・フロイドをいつごろ
偶然、直近の記事に安部公房、ピンク・フロイド、スタンリー・キューブリックをテーマ
公式サイト http://www.haiyuza.net/公演案内2014年/巨
公式サイト https://www.facebook.com/FeyOffice
公式サイト http://alotf.com/stage/abekoubou/
週刊ポスト 2012年3月2日号の特集。隣ページのグラビアは吉木りさ。前回に続き
安部公房全集カタログ 撮影 アンリ・カルティエ=ブレッソン安部公房の戯曲『巨人伝